五行詩【震えるほどに】
まさに決断の連続で 生きていることが 怖いような 震えるほどに いのち燃えるような
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
まさに決断の連続で 生きていることが 怖いような 震えるほどに いのち燃えるような
もどかしい そんなときにこそ はじまりの ひそかな一歩が 動きはじめる
呼んでも 呼んでも 答えがないような 真夜中の 悲しみと、話す
病とは 生存しようとする 命の ありのままの 全力疾走なんだ
波に洗われてきた 石ころの 丸みといびつさが 心のようだ 夜明けの標しがある
持病への 理解を周囲に求めながら その一方で 老いからは目をそらすのか 虫がいいことだ
まちがえられたということは たよりないからではなくて あなどられたわけでもなくて えらそうに見えなかったから それは、あなたの強みです
ぎし ぎし ぎし ぎし 転びそうな雪道 力を込めて歩く この足音は だれにもかき消されない
ひとりでしか 見つめられない風景が ひとりきりでは 見ることができない風景が 眼のまえに広がる
カテーテルが 蛇のようにも思えたけれど やっぱり彼女は 働きもので 人の命の守り神なんだ