詩【思いあたることはないか】
子どものころ いじめられたと言う人は 多いけれど いじめていたと言う人は なぜか少ない 臆病からの同調でも いじめはいじめだ みんな、思いあたることはないか ぼくは、両方あるよ
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
子どものころ いじめられたと言う人は 多いけれど いじめていたと言う人は なぜか少ない 臆病からの同調でも いじめはいじめだ みんな、思いあたることはないか ぼくは、両方あるよ
呼吸器つけたボクのこと ちらりと見る子 真っすぐ見る子 何しているのと尋ねる子 てんで見ない子 みんなきらきら子どもたち
久しぶりに出てみて気がついた 街の外気感は なんと強力なことか そして動的だ この真っただ中で皆んな生きているんだ
今の自分から逃げずに どうかこれからも 声高らかに 詠ってください それがあなたの詩です
貧しい発想 管をつけてまで 寝たきりになってまで そこまでして生きていても しかたがないだろ? という貧しい発想を押しつけるのは やめてくれないか 管をつけると 寝たきりになると 生きているのがすまないような 世の中こそ...
経管栄養や呼吸器を 使うのは ひとつの喪失で それ以上の生きる力を取り戻す 活の手段なのだ
病気を治していくこと 安心して病気になれること セットで 考えていきたいね 毎日の暮らしのために
いつだって、何が起こるか分からない でもそれは 悪いことだけを意味していない うれしいことにも会えるだろう とかく小さく 決めつけないでおこう
にぎやかな 忘年会も、新年会もない人はね かわりに 自分で自分を労ってやるんだ なあ、お疲れさんって やあ、また頑張ろうなって
翌日付、河北新報一面大の 記事を見たとき 「ああ…何ということだ…」 暗黒のかぎ爪で鷲づかみにされた ショックを 受けた ぼくはまもなく新聞を閉じてもらいました