五行詩【書いて】
書いては消し また書いては改め また書いて そんなことの繰りかえし ゆらめく 灯火
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
書いては消し また書いては改め また書いて そんなことの繰りかえし ゆらめく 灯火
ただ見守ることは こんなにも 勇気と愛情が 必要だったのだ 今、わが母を思う
賭けることと 人に逢うのは似ている 自分を信じ 相手を信じ 鏡の前に佇むことだ
病が病で ありながら 惑いが惑いで ありながら 生きるということ
このクッション 新しくした? 些細すぎるほどの ひとことに 朝が始まっていく
旗幟とは 所属でも立場でもない 人間としての旗幟 ただ一本 ひるがえす旗のことである
一人 一人が どこを向いて いるのかが はっきりあらわに なるときがある
水を差してはいけない そんなことばかり みんなで気にして ついには こんなに荒れ果てた
不実と狡さばかりが ぎぎぎぎぎ 蟲のように大発生して 人の心を脅かす 見えない戦火がある
他人事ではない だれにでも 起こり得るところの 病であり ケガなのである