五行詩【違う、けれども】
確かにその形は 違う、けれども 気づいた いつの間にか 届いた 祈り
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
確かにその形は 違う、けれども 気づいた いつの間にか 届いた 祈り
春の温かさを 知るための 冬であったと 言い切ることに 臆するな
たちまちに 工夫して 対処する母 介護は 工夫だ
その ひとりの人に 喜びと力を もたらす 歌で あれ
思いのほんの 竹膜ほどの差で 変わってゆく ひとの 生き様 ひとの 死に様
羨んでいた 焦がれていた 爛れた心の 感傷の赤 今はもう 茜いろ
突き抜けた青空が あることを 教えてくれる 母が いる
竹山の 津軽三味線を聴く 吹雪く夜 闘魂、沸々と 湧き上がってくる
貌と 人格が 変わる程の 苦しみは 乗り越えてこそ
いつのまにか ひび割れぬよう 心の田んぼ 耕していく 黙々と