五行詩【向かい風】
飛翔しようと 助走が極まった ぼくの本気を見て 今 吹き出した 向かい風
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
飛翔しようと 助走が極まった ぼくの本気を見て 今 吹き出した 向かい風
ほっとくと どんどん冷える 世の中だから それぞれが灯り 点して生きる
昏い谷底を前に 震えたのは 生きているから 温かい血が 通っているから
新たな病に 涙がひと筋 ながれていった でもそれは 熱いものだ
どんな 微細な光をも 捉える 眼を養うための くらやみ
自問したくなる これで良いのかと 一日が 疾風のように 過ぎていく
鼻血を出して のどに血痰 詰まりそうになり いとおしむ 一日の生の無事
訪問で会うと いつも明るい 会話のひと時 不安が 薄れてくるような
戦国時代の 勘助も 道雪も 障がいを 持っていたが 武将であった
寝たきり それだけで 終わるものか 思えた時が 僕の始まり