五行詩【病と病魔】
病と 病魔は 別ものである 病魔とは 断固として闘い 打ち克ちたいと思うのです
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
病と 病魔は 別ものである 病魔とは 断固として闘い 打ち克ちたいと思うのです
早朝 窓をすべて開け放ち 端坐した 祖父の後ろ姿は何があろうと 獅子であった
向日葵と いがぐり頭が向き合って セミ 広瀬川 わすれじの夏
病葉 わくら葉 って 病気や虫と闘って 変わり色になっちゃった 葉っぱのことなんだけど… 生き生きとした夏緑のなかに ぽちっ ぽちっ って 交じっていたりするんだ。 でも そいつらは いじけてたりはしなくて かえって、...
ある日、目のまえが ぐるぐる回ってしまったときには まず、おとなしく目をつむる ゆっくり 動く そうすることにしている
万緑が しげっていくのは つながっていくからだ 鳴り響く太陽と 地をゆく愛しさに いのちを向けているからだ
日常の 小さな出来ごとの中に おだやかな光が放たれている 身をかがめて こころを向け、拾う
勇気を出すために ちょっとだけ 玄関の前に佇んだ 扉をたたく新たな運命に 居留守は、できない
病 という 命の一プロセスを 無いと思いたがる罠から 抜けられたことは 良かったと思う
大人として 現実に足をつけて 生きることは 抜け殻になることじゃないよ 幸せの始まりなのさ