詩【人々の中で】
大気を呼吸すること 体に栄養を取り入れること トイレに行くこと 自宅に住まうこと おしゃべりすること 珈琲を飲み、酒を飲むこと 外に出かけること ああだこうだと仕事すること 愛すること つながりあって 人々の中で生きて死...
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
大気を呼吸すること 体に栄養を取り入れること トイレに行くこと 自宅に住まうこと おしゃべりすること 珈琲を飲み、酒を飲むこと 外に出かけること ああだこうだと仕事すること 愛すること つながりあって 人々の中で生きて死...
夕刻 夏の空に雲がゆく あなたも僕も 生きている 涙が出るほどうれしいね
どうしようも なくなった時 勇気は やむにやまれぬ処から 自発するのだ
あなたは 誰にも妨げられない 必ずや 蔓は自在に伸びゆく 朝顔の花
互いの中に生きる 幼子を 慈しめばよい 子のないぼくらの 人生の味わいかた
大丈夫ですよ これからは 心配するのではなくて 見守るだけで よいのですよ
三色すみれ さみしさは 風に吹かれて 愛しさは 消えることなく やさしくて ああ 今、こころ震える 想うこと 霧に立つこと 生きること かざらない 折りたたまない 春の花 わたしとあなた 三色すみれ
恥じることでは ないのに 恥ずかしいのですがと 前置きした そのことが卑屈である
しっくりと 手に馴染む 器になるための 火なのだ ゆらめきよ
苦を受けること 苦をひらくこと その異なりに ぼくは 希望の紙一重を感じている