五行詩【底なしの淋しさ】
こんにちは ありがとう すみません 何か話をしたくても それしか 言葉が出てこなかった 底なしの淋しさだった
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
こんにちは ありがとう すみません 何か話をしたくても それしか 言葉が出てこなかった 底なしの淋しさだった
押し寄せる波を見抜け この空しさは おそれは 疑心は 生きた心を沈める怪物
こう書いてあるから こう言っているから それだけでよいのか 自ら生きて 辿らなければならないのに
ふりしぼって 声を上げたときに よく聞く言葉だ 「みんな大変なの あなただけではないの」
思い切って 話す 病者の衣を 外して フラットに
苛烈になるのは 君にまだ 熟さぬところが あるからだ 後ろから言われる
プロジェクトが 大事で 目の前の人を見ていない 遠い目をして 何をしようというのか
勘違い 間違い場違い 見当違い そんなことさえ 生きている
お店屋さんで ジャムの瓶を落としたとき 壊れることの 悲しみを知った 四歳くらいだったか
わが子でも 人前で貶めるような 扱いを してはダメだよ 親のわるふざけで