五行詩【虫】
ともだちみんな 出払って ひとりで虫と遊んでた 虫からひとりを 学んでいった
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
ともだちみんな 出払って ひとりで虫と遊んでた 虫からひとりを 学んでいった
慈愛の非情 矛盾するが そう表すしかない 言葉で 息を吹き返す
昏い谷底を前に 震えたのは 生きているから 温かい血が 通っているから
自問したくなる これで良いのかと 一日が 疾風のように 過ぎていく
校庭の 桜吹雪が 痛かった ただ黙って 空を見ていた
動けない もどかしさに 苛ついて 誰に言うのか その言葉
自分の力で 見い出した ことのみが 本当の暗闇の 灯火となる
折々に 不自由がテーマの 悪夢を見る 自縛が 解けないでいる
思いのほんの 竹膜ほどの差で 変わってゆく ひとの 生き様 ひとの 死に様
竹山の 津軽三味線を聴く 吹雪く夜 闘魂、沸々と 湧き上がってくる