五行詩【ちいさなゆたんぽ】
身のかたわらに ちいさなゆたんぽ そんなかんじで あたたかく過ごす 冬の 日もある
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
身のかたわらに ちいさなゆたんぽ そんなかんじで あたたかく過ごす 冬の 日もある
お花見散歩の かたわらを きまぐれ野良猫 つかず離れず しばしのお伴
近隣に住む どこかのおじさん ぼくたちに 春のことばを かけて過ぎゆく
呼吸器を つけているのを 幼子が きょとんと見つめる 円らなお目々
肺活量の 検査結果は虫の息だが 一寸の虫にも 五分の魂と 笑いあう
書いてみる 意外に書ける 萎えていたのは 手じゃない 思いの力
本を手で 持てなくなってきて 今 本を読みたい 読みたいと思う
とっくに終えてて 良いはずの 今さらながらの社会勉強 恥をかき 恥じることなく
もう 点滴しなくて いい 本当の夏が 嬉しくて
鼻マスクをつけ 蛇管をつけ ほらほら 眺めてみると 小さなゾウさん