五行詩【赤子のいのち】
えいえいえい 手を伸ばしてくるその力 ぐいぐいぐい 腕を引きよせるその力 赤子のいのちは力づよい
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
えいえいえい 手を伸ばしてくるその力 ぐいぐいぐい 腕を引きよせるその力 赤子のいのちは力づよい
生きようと 向かえる気持ちは 芽吹きのよう 炎に焼かれた 幹の心は生きている
人は、本来 おとなしくはない そうさ どんなときでも 温もり脈うち 生きているんだもの
おもいきり恋う おもいきり悼む おもいきり笑う おもいきり望む 万葉人の健やかを浴びて
人に どう思われるか… そんな臆病、乗り越えて あふれるままを 書けばよい
向日葵と いがぐり頭が向き合って セミ 広瀬川 わすれじの夏
万緑が しげっていくのは つながっていくからだ 鳴り響く太陽と 地をゆく愛しさに いのちを向けているからだ
日常の 小さな出来ごとの中に おだやかな光が放たれている 身をかがめて こころを向け、拾う
あおぞらよぞら どちらのそらも 昼夜つらぬく 無限のひろがり あおぞらよぞら
発病を、知るまえの 二才のときに 潰れてもおかしくなかった命が 今を生きている そのことを考えている