五行詩【この傾向に】
まず、反応として 自分を抑えて折りたたむ 染みついている この傾向に たたかいを挑むんだ
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
まず、反応として 自分を抑えて折りたたむ 染みついている この傾向に たたかいを挑むんだ
自分のことを 場外に位置づけることで 保たれている 波風のなさは にせ物の平安なんだ
冬の日には あたたかくしよう 身と心 かぜひかぬよう 挫けさせぬよう
悲壮にたたずむ 鎧甲は博物館へ わが胸臆の 地下室からは 運び出してしまうのだ
何かにつけて 気にしすぎという 小心こそは敵であり 私を湿気った せんべいにする
おちたり あがったりもして 逞しく 飛行の高度を 上げていけばいい
どんな人にも 「時」がある 羽化していく 「今」があるのさ 必ずね
くらやみの中であれ 目はつぶるな はやまらず 待つ 少し周りも見えてくる
何のために やるのかを 見失うと 苦しくなる ゆがむ
勝手に囚われていた 自分だ 座敷牢には 門番など いなかったのに