五行詩【新たな病に】
新たな病に 涙がひと筋 ながれていった でもそれは 熱いものだ
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
新たな病に 涙がひと筋 ながれていった でもそれは 熱いものだ
どんな 微細な光をも 捉える 眼を養うための くらやみ
自問したくなる これで良いのかと 一日が 疾風のように 過ぎていく
鼻血を出して のどに血痰 詰まりそうになり いとおしむ 一日の生の無事
訪問で会うと いつも明るい 会話のひと時 不安が 薄れてくるような
戦国時代の 勘助も 道雪も 障がいを 持っていたが 武将であった
寝たきり それだけで 終わるものか 思えた時が 僕の始まり
書に溢れる やさしさと 強さと躍動に うたが喜び 舞っている
時にも洗われて だんだんに 自己治癒していった 心の軌跡を 大切にする
卒寿の 祖父には ふうわりと 満月が 浮かんでいる