五行詩【ジストロフィンDNA検査】
四十年を生きて 初めて 知ったことを 希望としたい ジストロフィンDNA検査
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
四十年を生きて 初めて 知ったことを 希望としたい ジストロフィンDNA検査
この歳になって 初めてなのがいっぱい あるなんて 悪いことでは ないかもしれないな
思い切って 話す 病者の衣を 外して フラットに
障害を カルマのせいだと 説く君の 顔を見ている 目を見ている
病人であるのは 後ろ向きに思っていたが 違った 生きるためにこそ 病人であれ
なにもかも 一人で引き受けなくても よかったのだ ゆだねてゆだねずの 新たな 道
ぼくは スーパーマンに なれないよ ただの ミノリーだよ
ゾウのお鼻の 呼吸器つけた この身で生きる パオンと鳴いて 元気を出そう
途方に暮れながら 進む 伴走者はいる 手探りしながら 生きるための地図を描く
消耗して 頬が凹む 鏡を見る 目の光は 失わないようにしたい