五行詩【二十年後】
不確かな未来に 挑んだことは むだではなかったと 二十年後に 生きていよう
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
不確かな未来に 挑んだことは むだではなかったと 二十年後に 生きていよう
伊藤野枝の 本を読んで 今日が命日なのを 知った 心に火をつける
押し寄せる波を見抜け この空しさは おそれは 疑心は 生きた心を沈める怪物
言葉は 狡く用いると すぐ 分かります にじむのです
届かない言葉に なっている 分からない言葉に なっている 更新しなくてはならない
誰でもそうなんだ 世界に対して一人立つとき 火がもえる 生きているんだ そこから見えるあなたの灯火
言葉に 搖るがされたら 言葉に 拠って 身を支える
本音という名の 暴言があり 本音という名の 呻吟があり 一瞬で見抜かれる
命綱を握るのは どこまでも自分である 無力を転じる 生き抜く力 明け渡さない
この 一本の指先が 動かせるという 幸い 百万馬力