五行詩【今を見殺しに】
先の破綻などを いくつもムダに予想して 気力も何も すり減らしていた 今を見殺しにしていた
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
先の破綻などを いくつもムダに予想して 気力も何も すり減らしていた 今を見殺しにしていた
あなたの腕も 軋んでいる それを 無視して いいわけないだろ
限りある 自力と他力 揃って 初めて 花 ひらく
しあわせ 輝く こころの大地は すべて自身で 拓けと母は
感情の蜘蛛の巣 どんどん もつれた かなしみの朝も お昼には晴れ
関わりの海 そこで生きるが 全てなのだと思えてきたら 何だか人に 会いたくなった
心の暴発で ひとたび荒れた 一日であれ 明日への光源は 見つけておく
それぞれの 一歩、一歩を よろこびあえる人がいる 背中に春風 はらんでいくよ
お花見散歩の かたわらを きまぐれ野良猫 つかず離れず しばしのお伴
近隣に住む どこかのおじさん ぼくたちに 春のことばを かけて過ぎゆく