五行詩【双子桜】
ときに微笑み 冬 生きるなら かなしみ よろこび 双子桜が胸もとに
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
ときに微笑み 冬 生きるなら かなしみ よろこび 双子桜が胸もとに
ぼく自身も 誰かの伴走者となって はじめて 完走できると 思うのだ
ファイティンと 友だちが 教えてくれたよ おとなりの国の 勇気の 言葉さ
できるんだ なんとかなるんだ 太陽のような呼びかけに こころの皺が 伸ばされていく
呼吸器を つけているのを 幼子が きょとんと見つめる 円らなお目々
おちたり あがったりもして 逞しく 飛行の高度を 上げていけばいい
疲れたよ 落ち込んだよ でも、 再び立って 今日を奏でる
胸もとに 真実の鷹を放たれて 涙こぼれた そうして 人生が始まった
肺活量の 検査結果は虫の息だが 一寸の虫にも 五分の魂と 笑いあう
どんな思いを 託すのであれ 人間の 証を守る うたを書きたい