五行詩【気切の声】
電話口で ほとんど聞き取れない 気切の声でも ちゃんと思いが 伝わってくる
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
電話口で ほとんど聞き取れない 気切の声でも ちゃんと思いが 伝わってくる
書に溢れる やさしさと 強さと躍動に うたが喜び 舞っている
卒寿の 祖父には ふうわりと 満月が 浮かんでいる
卒寿になって まん丸お月の おじいちゃん 鍛え抜かれた 魂の 最終形
いつの間にか 兄は 逞しかった 波浪を 越えてきたのか
お見舞いの 花束と一緒に 真心を 置いていった 涼風の 友
突き抜けた青空が あることを 教えてくれる 母が いる
本当に花のある 人がいる その花は年を重ねても 色あせない 楽観の 母の輝き
大切な人がいる その幸せが 日常的であるからこそ 肝に銘ずる こともある
「お兄ちゃん」と 昔から呼んでいた 兄が 「兄貴」になって 僕を 励ます