五行詩【弟とは】
弟とは、いいものだ 実の兄さんも 義理の兄さんも 兄のような友達も みんな兄さんなのですから
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
弟とは、いいものだ 実の兄さんも 義理の兄さんも 兄のような友達も みんな兄さんなのですから
父から もらった 手紙を読んで すこし泣けたことを 隠している
生きるを揺り熾す 友だちの声 悲しみを押し流す 一滴の大河 そんな生身の煌めきが、虹をかけるのだ
消えてなくなるわけがない おばあちゃんは 日暮れて凪いでるだけなんだ さざなみになって きっともう いつかの浜辺に煌めいている 7月2日 祖母の命日に
ヘルパーさん まさかこんな状況下で 来てくれるとは 顔を見て、声を聞いただけで 心細さが消えていった
一杯の温かいお茶を飲めることが こんなにも 尊くて こんなにも身を癒すとは ありがたくて、皆で感謝した 聞けば、停電下にあって ストーブの上でつくられたという
来ていた管理会社の人でした その後、仕事でもないのに 助け求めに走りまわって 救急隊につないでくれた Kさんは、いのちの恩人です
転げ落ちないように支え 避難に動けるように整え 病院まで行き状況を知らせ その日あなたがいてくれて 本当に、救われた
呼吸器のマスクがずれるくらい 凄まじい揺れ 低圧アラームが鳴る 声をかける 直す 私もヘルパーさんも両親も、必死
ああ…稔さん無事で良かった… そう言って顔見て、安心して 訪看さん涙がほろり すこし手助けして また、次のお家に駆けつけに行った