五行詩【滴には】
少しずつ 染み出るようにしか話せない そのかけがえのない 滴には 理由があるのです
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
少しずつ 染み出るようにしか話せない そのかけがえのない 滴には 理由があるのです
ぐんぐん、ぐんぐん 生きている 成長していく幼子を 見ていると いのちの強さを教えられる
転んでしまうのではないかと 歩く自分を常に危ぶみ 転ばされるのではないかと 道行く人を常に恐れて いつしか臆病になっていたのだ
厚い雲が出てるからダメ 快晴ではないからダメ そんな判断は求めていない ぼくはただ 今、流れゆく空を写したい
孤立を破りヘルプを求める 目の前には ありったけの勇気を出して 越えていく ひと筋の静かな川がある
行き過ぎた配慮という 林にかこまれると そのことで さむざむと 淋しさを深める場合がある
クラスでいちばん 足の速かった君と 足の鈍かった僕とが 仲良しであった 友情のおもしろさ
ガチガチに 構えるばかりじゃ 生きにくい 軽装の舟に乗りこんで 思いきり、行こう
大人として 現実に足をつけて 生きることは 抜け殻になることじゃないよ 幸せの始まりなのさ
辛いときもある おじぎ草なときもある そんなときもある でも かならず、ひらく