五行詩【そっと手放す】
弱ったときは 弱っていても いいんだ 強がる弱さを そっと手放す
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
弱ったときは 弱っていても いいんだ 強がる弱さを そっと手放す
たとえ何ものも 自らを 生きることの 芯までを 焼き尽くすことはできない
母の祈りを聴いた あなたの 大丈夫だと言った 心に わたしは賭けます
決意の言葉は 勇ましくはなかった 一筋の 涙こぼして 静かに生まれた言葉こそ
水場に 連れ出すことしか できない 否、連れ出すことなら できる
今、どこにいるの どうか信号を送って 見失わないよう 微かでも どうか送ってほしい
深夜一時まで 詩を書いていた ぼくの 行き先はあなた 夜間飛行
肩代わりはできない これはどこまでも どう生きるかの 瀬戸際 自分との闘いなのだ
追われるように 何かに変わらなければと 憑かれていること 宿命が 人を不幸にするのではない
どうせまた 何も変えられないと 恐れていること 宿命が 人を不幸にするのではない