五行詩【希望を持つ】
何周しても 最後は戻ってくる 希望を持つしか ないのだな 未明のなかで
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
何周しても 最後は戻ってくる 希望を持つしか ないのだな 未明のなかで
今は どこにも 兆しはないが 長い目で 見ているんだ だんだんよくなる
手に取ったら ますます寂しくなるんだ やけっぱちの心 しずかに テーブルに置け
軛など 実は一瞬で外せる 目が覚めた あとの 景色の自由さに
こういう時は あなた 怒らなきゃいけないよ ゴングを鳴らし 切り返すのよ、と
絶大な 勇気を振るわなくても 誰もが 穏やかに 生きられるように
あなたの「待って」 殉難者になり 前しか見えない わたしを 目覚めさせたよ
どうしようも なくなった時 勇気は やむにやまれぬ処から 自発するのだ
しっくりと 手に馴染む 器になるための 火なのだ ゆらめきよ
思いを貫こう 人と自分に 気兼ねしているうち 一生が 終わってしまう