五行詩【夏空】
かつての歌が 報われていくような 夏空に 祝福されて 風に吹かれる
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
かつての歌が 報われていくような 夏空に 祝福されて 風に吹かれる
ただの空が ただの雲が ただの風が こんなにも 喜びになる
役割を 果たせる喜び 降り積もる ダメダメダメの 塵芥を払う
電話口で ほとんど聞き取れない 気切の声でも ちゃんと思いが 伝わってくる
顔を上げるのが つらい時は 足元の 小さいものたち 見ていよう
暮らしに 潤いを添えるのに 必要と思う ささやかな 自発力
山 また 山 谷 また 谷 全て踏み越え 旅の終わりに 見るもの如何
誕生の前に 定めは 刻まれていた 昏きから 輝くものに
少しずつ解れ 蘇ってきた心の その温かさで もう一度 今と未来をかき抱く
慈愛の非情 矛盾するが そう表すしかない 言葉で 息を吹き返す