五行詩【ポン】
気さくにポンと 肩を叩いて スッと去っていく 微風のような 言葉がある
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
気さくにポンと 肩を叩いて スッと去っていく 微風のような 言葉がある
特別ではないよ だってそれが 日常なんだから 人工呼吸器も 栄養の点滴も
オタオタして すぐ動揺して 弱っちい心だ だからこそ 闘うことが美しい
折々に 不自由がテーマの 悪夢を見る 自縛が 解けないでいる
きっかけは 何処にでも 転がっている 自分の心 一つで決まる
安楽死という スマートな 断筆より 泥臭くとも 今日を生き抜く
正直言って恐いです でも 道がある 皆んな通った 道がある
確かにその形は 違う、けれども 気づいた いつの間にか 届いた 祈り
春の温かさを 知るための 冬であったと 言い切ることに 臆するな
たちまちに 工夫して 対処する母 介護は 工夫だ