五行詩【鎧甲】
悲壮にたたずむ 鎧甲は博物館へ わが胸臆の 地下室からは 運び出してしまうのだ
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
悲壮にたたずむ 鎧甲は博物館へ わが胸臆の 地下室からは 運び出してしまうのだ
自分史の年表では 略されていて 記しきれない その余白にも 嵐と 綱と温もりと
ずっとずーっと 聞いていたいな 話していたいな そうさ 生きている限り
泪の蛍を何匹か すこし放して 心が少し軽くなったら さあ、もう一度 よし、もう一度
搖れ動いても けっこう 火を噴いても けっこう 山を造っています
割と笑ってることも 多いのではないか 日々の暮らしを かき分けて ライトを当ててみると
こう何かしら 生活の中から 浮かんでくる よろこびに気がつくと 力が増している
一日を 誰かと うれしくたのしく していくって とんでもなく 深いことかもしれない
何かにつけて 気にしすぎという 小心こそは敵であり 私を湿気った せんべいにする
いろいろの 雨にも打たれ 生きてきたなら 心の空に 虹は 架かるよ