五行詩【ふわり】
落ち込んだ時に ふわり ありふれた日々のなかで 生活の光に 救われることがある
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
落ち込んだ時に ふわり ありふれた日々のなかで 生活の光に 救われることがある
家の台所の音 そうじ機の音 洗い場の音 今日も聞こえる しあわせの音
身のかたわらに ちいさなゆたんぽ そんなかんじで あたたかく過ごす 冬の 日もある
枯木にも そして自分にも 命の流れが あることを思う 冬深夜
拘縮していたのは 手や足だけでは なかったようだ あせらずに 心を動かしたいと思う
何だかいろいろ 少し疲れた でも手応えあるよね それは生きてる 五体の戦ぎだ
悲壮にたたずむ 鎧甲は博物館へ わが胸臆の 地下室からは 運び出してしまうのだ
自分史の年表では 略されていて 記しきれない その余白にも 嵐と 綱と温もりと
ずっとずーっと 聞いていたいな 話していたいな そうさ 生きている限り
泪の蛍を何匹か すこし放して 心が少し軽くなったら さあ、もう一度 よし、もう一度