五行詩【工夫】
たちまちに 工夫して 対処する母 介護は 工夫だ
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
たちまちに 工夫して 対処する母 介護は 工夫だ
その ひとりの人に 喜びと力を もたらす 歌で あれ
思いのほんの 竹膜ほどの差で 変わってゆく ひとの 生き様 ひとの 死に様
羨んでいた 焦がれていた 爛れた心の 感傷の赤 今はもう 茜いろ
突き抜けた青空が あることを 教えてくれる 母が いる
竹山の 津軽三味線を聴く 吹雪く夜 闘魂、沸々と 湧き上がってくる
貌と 人格が 変わる程の 苦しみは 乗り越えてこそ
いつのまにか ひび割れぬよう 心の田んぼ 耕していく 黙々と
自分に残された 時のキャンバスに どんな画を描くか もう、色は 決めている
乾かない 心であること 涙もまた こころの 大地の潤いとなる