岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る

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五行詩【滑落】

五行詩〈大波小波〉2011.06.01岩崎航

滑落したかの数日夜 寒さ堪えるこの部屋で 父と母には 身を横たえる場所がない このままでは、倒れてしまう

五行詩【どうせ】

五行詩〈社会〉2011.05.29岩崎航

いずれの立ち位置であれ 「どうせ」という言葉を捨てよう 冷笑に傾いたら わたしの意思は錆びてしまう みんなの意思も錆びてしまう

五行詩【トラックドライバー】

五行詩〈社会〉2011.05.27岩崎航

世の中の様々なことが こんなにも! トラックドライバーに 支えられていることを 震災で気づきました

五行詩【凄まじい腕力】

五行詩〈かがり火〉2011.05.25岩崎航

凄まじい腕力で ぐわぁん すべてを打ち砕こうとする 病魔であるが 押しまくられてたまるかよ

五行詩【救急隊】

五行詩〈夜明けへ〉2011.05.13岩崎航

隊長さんの沈着な、貌と言葉と 隊員さんの機敏な動きに 家にたちこめていた 混迷の霧が消え去っていく 頼もしいばかりプロフェッショナル

五行詩【携帯メール】

五行詩〈大波小波〉2011.05.07岩崎航

つながりたい けれども、つながれない 無事ですか? その問いかけに 応えられないもどかしさ

五行詩【止める】

五行詩〈社会〉2011.05.05岩崎航

英知を結集して つくったはずのものでも 過ちと気づけば止める それを愚かと蔑むな 勇気ある撤退の仕事である

五行詩【ヘルパーさん】

五行詩〈星あかり〉2011.05.05岩崎航

ヘルパーさん まさかこんな状況下で 来てくれるとは 顔を見て、声を聞いただけで 心細さが消えていった

五行詩【温かいお茶】

五行詩〈星あかり〉2011.05.03岩崎航

一杯の温かいお茶を飲めることが こんなにも 尊くて こんなにも身を癒すとは ありがたくて、皆で感謝した 聞けば、停電下にあって ストーブの上でつくられたという

五行詩【その手、その髪】

五行詩〈大波小波〉2011.04.27岩崎航

こんなにも母の手は しわがあったのだろうか こんなにも父の髪は うすくて白くなっていただろうか 震災によること明らかなり

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