五行詩【夜間飛行】
深夜一時まで 詩を書いていた ぼくの 行き先はあなた 夜間飛行
岩崎航 OFFICIAL WEB ベッド上から五行詩に綴る
深夜一時まで 詩を書いていた ぼくの 行き先はあなた 夜間飛行
エッセイ集『日付の大きいカレンダー』をナナロク社から刊行します。 書名:『日付の大きいカレンダー』 著者:岩崎航 写真:齋藤陽道 装丁:寄藤文平 鈴木千佳子 校正:牟田都子 組版:小林正人(OICHOC) 発行人:村井...
おもしろい そう思ったとき 活字が 向こうから 親しげに歩み寄ってきた
どこでも 人は新参者として はじめて 目のまえに 現れてくるものだ
肩代わりはできない これはどこまでも どう生きるかの 瀬戸際 自分との闘いなのだ
それは命のこと 人生のこと 大事なこと 「性」は 本来、心が生きると書く
この 骨と皮ばかりの 熱い右腕よ 力の限り 働いてくれよ
鰯の群を眺めていると どこまでも 一匹一匹の泳ぎが うねりとなって 光っているのが分かる
自身が 問題そのものである そんな谷底でこそ 歌え 人間のうた
あるいは 何度も 造れる 小康の舟が あればいい