プロフィール

岩崎 航

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詩人。1976年1月、仙台に生まれる。本名は岩崎稔。

3歳で筋ジストロフィーを発症する。17歳の時、将来に絶望して死を考えたが、病をふくめてのありのままの姿で自分の人生を生きようと思いを定める。現在は胃瘻からの経管栄養と人工呼吸器を使い、在宅医療や介護のサポートを得て自宅で暮らす。

25歳から詩作。2004年から五行詩を書く。06年に『五行歌集 青の航』を自費出版する。13年7月に第一詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(ナナロク社)を刊行。14年6月に兄で画家の岩崎健一と絵と詩の共同作品展「生命の花 希望の詩 負けじ魂で歩む兄弟展」を開催(於 宮城県石巻市)。同年7月『三田文學』に巻頭詩を掲載。同年9月に谷川俊太郎と朗読詩の朗読会を仙台で開催。15年11月にエッセイ集『日付の大きいカレンダー』(ナナロク社)を刊行。同年9月NHK「ハートネットTV」に、16年4月「ETV特集」で創作の日々がドキュメンタリー番組「生き抜くという旗印 詩人・岩崎航の日々」として全国放送される。同年7月から読売新聞の医療情報サイト「ヨミドクター」に自身の自立生活実現への挑戦を綴ったエッセイ『岩崎航の航海日誌』(全10回)として連載。以降、病と生きる障害当事者として社会への発信を続けている。17年2月、仙台市から二四時間の重度訪問介護支給を獲得する。18年6月に岩崎健一と共著の画詩集『いのちの花、希望のうた』(ナナロク社)を刊行。20年9月、山形ビエンナーレ2020に動画作品「漆黒とは、光を映す色 詩人・岩崎航が、生きることと芸術を語る」を出展。同年10月『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)に、同年11月『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』(河出書房新社)にエッセイを寄稿。21年6月15日に第二詩集『震えたのは』(ナナロク社)を刊行。現在も雑誌や、ウェブメディアへの寄稿、対談、講演、朗読会などを行う。

◇岩崎航への連絡はこちらのメールフォーム→https://ws.formzu.net/dist/S31139361/
 もしくは info◎◎iwasakiwataru.com 宛メールにてお願いします(◎◎を半角@に変えて送信)
※仕事のご依頼・お問い合わせについては、後ほど岩崎からご返事いたします。


◇岩崎航 Twitter https://twitter.com/iwasakiwataru

●著書
・詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』ナナロク社 2013.7 刊行(6刷)
 https://nanarokusha.shop/items/5a050d4a428f2d0d6e0013b0
・エッセイ集『日付の大きいカレンダー』ナナロク社 2015.11 刊行(2刷)
 https://nanarokusha.shop/items/5a053c1ded05e6376f0043ab
・詩集『震えたのは』ナナロク社 2021.6 刊行
 https://nanarokusha.shop/items/60b7584a1945c731dc4267aa


●共著書
・画詩集『いのちの花、希望のうた』(岩崎健一:画・岩崎航:詩)ナナロク社 2018.6 刊行
 https://nanarokusha.shop/items/5bed1f805f786606d8000036

・エッセイ集『病と障害と、傍らにあった本。』(齋藤陽道、頭木弘樹、岩崎航、三角みづ紀、田代一倫、和島香太郎、坂口恭平、鈴木大介、與那覇潤、森まゆみ、丸山正樹、川口有美子)里山社 2020.10 刊行(2刷) http://satoyamasha.com/books/2586
・エッセイ集『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』(磯野真穂・今井出雲・岩崎航・うかうか・小野ほりでい・KOHH・こだま・小林エリコ・斎藤環・齋藤陽道・整形アイドル轟ちゃん・末井昭・橘ジュン・ハルオサン・春名風花・はるな檸檬・pha・藤井美穂・松本俊彦・水島広子・水谷緑・向谷地生良・村明子・モモコグミカンパニー・やばいちゃん)河出書房新社 2020.11 刊行 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309617275/

●連載
・コラム『筋ジストロフィーの詩人 岩崎航の航海日誌』ヨミドクター(2016.7〜2017.3)
 https://yomidr.yomiuri.co.jp/column/iwasaki-wataru/


●寄稿
・詩『震えたのは』/三田文学 2014年 夏季号(2014.7)「巻頭詩」
・詩『自在』/のんびり 16号(2016.3)「詩修 第11回」
・エッセイ『「助けて!」という言葉』/潮 2016年4月号「ずいひつ 波音」
 http://iwasakiwataru.com/?eid=1077
・コラム『「しかたない」を乗り越える。誰もが生きることを脅かされないために』/
 BuzzFeed Japan 2017.7.26 https://goo.gl/KAMsNP
・スピーチ『あなたも 私も 生きるための伴走者になって』/
 BuzzFeed Japan 2018.3.5 https://goo.gl/DyAVj1
・エッセイ「小さな外出」/『暮しの手帖』第5世紀10号(2021.1)「随筆」


●対談、講演など
・対談 谷川俊太郎×岩崎航「朗読とトークの会 ふたりの詩人が町の映画館で語ること」
 会場:仙台・桜井薬局セントラルホール(2014.9)
・講演 日本障害者歯科学会 第31回総会・学術大会「県民公開講座 演題:生き抜くという旗印」
 会場:仙台国際センター(2014.11)
・対談 末井昭×岩崎航「末井昭さんと「自殺」の話 〜仙台篇〜 ゲスト:岩崎航」
 会場:あゆみBOOKS仙台一番町店(2015.2)[シノドス]http://synodos.jp/welfare/14107
・講演 重度の障害があっても自立した生活を実現しよう!ともに介護保障を考えるシンポジウム/仙台
 会場:仙台市福祉プラザ(2017.9.14)http://senben.org/archives/6972
・講演 みやぎアピール大行動2017 当事者アピール ※病欠により代読
 会場:せんだいメディアテーク(2017.10.9)
・講演 シンポジウム「子どもの自殺〜子どもの健やかな未来のために大人達にできること」※動画登壇
 会場:熊本市男女共同参画センターはあもにい(2018.3.3)


●著者インタビュー
・ほぼ日刊イトイ新聞(取材:奧野武範、写真:齋藤陽道)
「生きる、ということ。 岩崎航・詩人・進行性筋ジストロフィー・点滴ポール」全3回(2014.2)
 http://www.1101.com/iwasaki_wataru/index.html

・読売新聞 ヨミドクター/編集長インタビュー(取材:岩永直子)
「筋ジストロフィーを病みながら、生きる喜びを歌う詩人、岩崎航さん」全5回(2015.5〜6)
 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150529-OYTEW54964/
「[番外編]筋ジストロフィーを病む詩人、岩崎航さん」全2回(2016.2)
 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160218-OYTET50010/

・読売新聞 朝刊 2015年12月30日/人物紹介コラム「顔」(取材:岩永直子)
 筋ジストロフィーの詩人 岩崎航さん(39)


●著者ドキュメンタリー
・NHK Eテレ/ハートネットTV 2015年9月8日 放送(30分)
「生き抜くという旗印 詩人・岩崎航の日々」

・NHK Eテレ/ETV特集 2016年4月30日 放送(1時間)
「生き抜くという旗印 詩人・岩崎航の日々」
 


●著書への書評(一部)
・谷川俊太郎.com 2013年8月1日
 詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(評者:詩人・谷川俊太郎)岩崎さんのコトバ
 
・読売新聞 YOMIURI ONLINE 2015年12月18日 書店員のオススメ読書日記
 詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(評者:リブロららぽーと富士見店・菊田和弘)

・読売新聞 朝刊 2015年12月20日 書評面
 エッセイ集『日付の大きいカレンダー』(評者:批評家・若松英輔)生を切り拓く言葉

・週刊朝日 2016年6月3日号 書評コラム・ベストセラー解読
 エッセイ集『日付の大きいカレンダー』(評者:作家・長薗安浩)生き抜くための光源
 https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2016052600106.html

・女性セブン 2016年3月17日号 書評コラム「今日を楽しむ SEVEN's LIBRARY」
 エッセイ集『日付の大きいカレンダー』(評者:イラストレーター・佐藤ジュンコ)
 http://pdmagazine.jp/today-book/book-review-67/

・朝日新聞 2017年1月16日 鷲田清一・折々のことば 638(岩崎航)
 みんなを照らす太陽も/たまには休んで/月にもなりたいと/思う時もあるはずだと/分かる人で ありたい
 https://goo.gl/L5VUL3


岩崎航 OFFICIAL WEB「航の SKY NOTE」では、岩崎航の詩や近況などを掲載します。更新は不定期です。ブログに詩を掲載した日時と、創作した時期は必ずしも一致しません。OFFICIAL WEBの運営は、作者の日々の創作・生活と体調に無理のない範囲で行います。皆さまからのご感想のお便りは、作者として本当にありがたく嬉しく読んでいます。本来ならそのすべてにご返事をしたいのですが、創作をはじめ、普段の暮らしを大切にし、体調を維持することも優先させていただくため、基本的に個人的なご返信はしておりません。現時点、ならびに過去に掲載した、岩崎航のすべての詩歌・文章・画像などの私的利用の範囲を越えた無断での転載・複製を禁じます。このOFFICIAL WEBへのリンクはフリーです。

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