五行歌【ためらい】

五行歌【ためらい】 「漢(おとこ)」なんて/かっこつけたのは/ためらいだった/ただの「男」で/生きようと思う


 
 「漢」なんて
 かっこつけたのは 
 ためらいだった
 ただの「男」で
 生きようと思う
 
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五行歌【男】

五行歌【男】 おんなのまるみに/ふれてみたい/やわらかさに/ふれてみたい/やはり、男であるな


 
 おんなのまるみに
 ふれてみたい
 やわらかさに
 ふれてみたい
 やはり、男であるな 
 

五行歌【逢う】

五行歌【逢う】 賭(か)けることと/人に逢うのは似ている/自分を信じ/相手を信じ/鏡の前に佇(たたず)むことだ


 
 賭けることと
 人に逢うのは似ている 
 自分を信じ
 相手を信じ
 鏡の前に佇むことだ
 
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五行歌【徹して】

五行歌【徹して】 徹して/生きていくのなら/最後には/本懐(ほんかい)になって/くるのではないか


 
 徹して
 生きていくのなら 
 最後には
 本懐になって
 くるのではないか 
  
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五行歌【豊旗雲】

五行歌【豊旗雲】 白い旗でも/赤い旗でも/星条旗でも/日の丸でもないこの空に/豊旗雲(とよはたぐも)をなびかせて


 
 白い旗でも
 赤い旗でも
 星条旗でも
 日の丸でもないこの空に 
 豊旗雲をなびかせて
 
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五行歌【かき消されない】

五行歌【かき消されない】 ぎし ぎし ぎし ぎし/転びそうな雪道/力を込めて歩く/この足音は/だれにもかき消されない


 
 ぎし ぎし ぎし ぎし 
 転びそうな雪道
 力を込めて歩く
 この足音は
 だれにもかき消されない 
 

詩【生きる】

詩【生きる】 体に、障がいがなければ/生じることのないだろう/特有の出費がのしかかってくる/次々に、いくつもの経済上の闘いがあって/それらにも打たれながら/俺は今日も 包帯をとりかえる


 
  生きる
 
 
 体に、障がいがなければ
 生じることのないだろう
 
 特有の出費がのしかかってくる
 
 次々に、いくつもの経済上の闘いがあって 
 それらにも打たれながら
 
 俺は今日も 包帯をとりかえる
 

五行歌【凄まじい腕力】

五行歌【凄まじい腕力】 度々、凄(すさ)まじい腕力で/ぐわぁん/すべてを打ち砕こうとする/病魔であるが/押しまくられてたまるかよ


 
 度々、凄まじい腕力で
 ぐわぁん
 すべてを打ち砕こうとする 
 病魔であるが
 押しまくられてたまるかよ 
 
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五行歌【絶え間ない地震の群れに】

五行歌【絶え間ない地震の群れに】 この野郎、なんでこんなに来やがるんだ!/こうなったら一人一人の/人間の、抵抗を、見せつけてやるんだ!/はじめの頃にはなかった感情/怒りが ぐわりと湧いてきた


 
   絶え間ない地震の群れに
 
 
 この野郎、なんでこんなに来やがるんだ! 
 
 こうなったら一人一人の
 人間の、抵抗を、見せつけてやるんだ!
 
 はじめの頃にはなかった感情
 
 怒りが ぐわりと湧いてきた
 


(@東日本大震災)

五行歌【「傷口」から】

五行歌【「傷口」から】 身に受けた「傷口」から/栄養が取り入れられ/いのちの限り生きていく/それがなんで/絶望でなどあるものか


 
 身に受けた「傷口」から
 栄養が取り入れられ
 いのちの限り生きていく 
 それがなんで
 絶望でなどあるものか