五行歌【かき消されない】

五行歌【かき消されない】 ぎし ぎし ぎし ぎし/転びそうな雪道/力を込めて歩く/この足音は/だれにもかき消されない


 
 ぎし ぎし ぎし ぎし 
 転びそうな雪道
 力を込めて歩く
 この足音は
 だれにもかき消されない 
 

詩【生きる】

詩【生きる】 体に、障がいがなければ/生じることのないだろう/特有の出費がのしかかってくる/次々に、いくつもの経済上の闘いがあって/それらにも打たれながら/俺は今日も 包帯をとりかえる


 
  生きる
 
 
 体に、障がいがなければ
 生じることのないだろう
 
 特有の出費がのしかかってくる
 
 次々に、いくつもの経済上の闘いがあって 
 それらにも打たれながら
 
 俺は今日も 包帯をとりかえる
 

五行歌【凄まじい腕力】

五行歌【凄まじい腕力】 度々、凄(すさ)まじい腕力で/ぐわぁん/すべてを打ち砕こうとする/病魔であるが/押しまくられてたまるかよ


 
 度々、凄まじい腕力で
 ぐわぁん
 すべてを打ち砕こうとする 
 病魔であるが
 押しまくられてたまるかよ 
 
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五行歌【絶え間ない地震の群れに】

五行歌【絶え間ない地震の群れに】 この野郎、なんでこんなに来やがるんだ!/こうなったら一人一人の/人間の、抵抗を、見せつけてやるんだ!/はじめの頃にはなかった感情/怒りが ぐわりと湧いてきた


 
   絶え間ない地震の群れに
 
 
 この野郎、なんでこんなに来やがるんだ! 
 
 こうなったら一人一人の
 人間の、抵抗を、見せつけてやるんだ!
 
 はじめの頃にはなかった感情
 
 怒りが ぐわりと湧いてきた
 


(@東日本大震災)

五行歌【「傷口」から】

五行歌【「傷口」から】 身に受けた「傷口」から/栄養が取り入れられ/いのちの限り生きていく/それがなんで/絶望でなどあるものか


 
 身に受けた「傷口」から
 栄養が取り入れられ
 いのちの限り生きていく 
 それがなんで
 絶望でなどあるものか
 

五行歌【「病」と「病魔」とは】

五行歌【「病」と「病魔」とは】 「病」と「病魔」とは/明らかに別ものである/私も「病魔」とは/断固として闘い/そして打ち克ちたいと思うのです


 
 「病」と「病魔」とは
 明らかに別ものである
 私も「病魔」とは
 断固として闘い 
 そして打ち克ちたいと思うのです 
 


“「病」と「病魔」とは明らかに別ものである。年月を経るにつれ、そう捉えるようになりました。私も「病魔」とは断固として闘い、そして打ち克ちたいと思うのです。”

岩崎航ツイッター(2010年8月29日 16:57)より

五行歌【ある、すてきな蝶が】

五行歌【ある、すてきな蝶が】 戦い続ける人生に/ある、すてきな蝶が横切って/羽ばたいていった/それは、ぼくにとって/奇跡的な幸福と言えるのではないか


 
 戦い続ける人生に
 ある、すてきな蝶が横切って
 羽ばたいていった
 それは、ぼくにとって
 奇跡的な幸福と言えるのではないか 
 

五行歌【心も熱く】

五行歌【心も熱く】 生きているからこそ/この涙/このくやしさ怒り/この悩み/人間としての心も熱く


 
 生きているからこそ
 この涙
 このくやしさ怒り
 この悩み
 人間としての心も熱く 
 

五行歌【事実の圧迫に】

五行歌【事実の圧迫に】 のしかかってくる/事実の圧迫に/負けたくはない/くやしさを/生きる発条(ばね)にと変えて


 
 のしかかってくる
 事実の圧迫に
 負けたくはない
 くやしさを
 生きる発条にと変えて 
 
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五行歌【晩年】

五行歌【晩年】 今を 晩年と/位置づけるのなら/それは/燃えさかる夕陽のような/思いをこめて


 
 今を 晩年と
 位置づけるのなら
 それは
 燃えさかる夕陽のような 
 思いをこめて