10月9日に「みやぎアピール大行動 2017」が開催されます

10月9日に、せんだいメディアテーク 1階のオープンスクエアで「みやぎアピール大行動 2017」が開催されます。2007年から行われ今回で11回目となります。どんな病気や障害を持っていても、命や暮らしが脅かされず生きられる世の中は、誰にもいつかは必ず訪れる自分が弱った状況に置かれたとき、人を生きやすくすると思います。当事者アピールでは、筋ジストロフィーによる重度障害のため24時間介助を得て生きる岩崎航もスピーチします。みやぎアピール大行動の集会と行進に、ぜひご参加ください。
※以下、案内チラシ(画像)より要約・引用


みやぎアピール大行動 2017

日時:2017年10月9日(月祝)12:30開場

13:00〜 アピール大集会

・第1部 講演「相模原障害者殺傷事件と私たちの生きるメッセージ」
 玉木幸則(NHK Eテレ「バリバラ」レギュラー 障害者相談支援専門員)

・第2部 当事者アピール(5名予定)


15:40〜 アピール大行進
[せんだいメディアテーク出発]→[一番町アーケード]→[仙台駅前 仙都会館前 解散]

会場:せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア
   (仙台市青葉区春日町2-1)http://www.smt.jp/info/access/#03

主催:みやぎアピール大行動実行委員会

・申込不要・参加費無料(資料の必要な方は資料代500円)

・手話通訳あり・要約筆記あり

・お問い合わせ
 事務局/仙台市宮城野区松岡町17-1(コッペ内)
 電話:090-9740-7799(代表・鷲見)FAX:022-299-1279
 メール:appeal318●hotmail.co.jp

      (●を @ に変えて送信ください)
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※案内チラシ(テキスト)

みやぎアピール大行動2017
私たちはこの街で生きたい! 〜私たちの生きるメッセージ〜

 あなたは、どこで、だれと、どんなふうに生きていたいですか?
 2016年7月26日、神奈川県相模原市の津久井やまゆり園で19人の命が奪われ、27名が傷つけられました。平成に入って最多の犠牲者を出したにもかかわらず、事件後の報道は乏しく、亡くなった方の氏名すら今も公表されていません。被害者が障害者だったために、隠されてしまっているように感じます。
 「障害者なんていなくなればいい」「障害者は不幸を作り出すことしかできない」──。犯人はそう語ったといいます。この言葉に対して、あなたはどう感じますか?怒り?恐怖?それとも…?
 残念ながら、こうした考え方が少なからずあることも確かです。
 ある人の考えによって、障害者は「生きること」すら脅かされています。それに賛同する人もいる。私たちはそんな社会に暮らしているということを突きつけられているのです。
 今回の「みやぎアピール大行動」では、障害者相談支援専門員として当事者の視点から発信をしておられ、NHK Eテレ「バリバラ」のメインキャスターでもある玉木幸則さんをお迎えし、相模原の事件を通して、障害者の生活や私たちのめざす社会について考えます。また、「私たちの生きるメッセージ」として、今を生きる仲間の声を丁寧に共有したいと思っています。そのあと、この仙台の街をみんなで一緒に歩きます。
 私たちは生きています。この街で、あなたのすぐ近くに暮らしているのです。必要なのは、日々共に生きる社会です。
 相模原の事件は遠い話ではありません。どうしたら、障害のあるなしに関わらず、共に暮らせるみやぎをつくれるのか、一緒に考えましょう!「怒り」「恐怖」「悲しみ」「希望」「愛」…。さまざまな気持ちを持ち寄って。ぜひご参加ください!


「みやぎアピール大行動」って?〜怒りと願いとともに〜

 2006年4月の障害者自立支援法の全面施行から1年後、2007年3月18日、450人の障害者・支援者が集まって、集会と仙台市中心街を練り歩く行進を行いました。
 障害者自立支援法は障害者の生活を支える支援に、1割の利用者負担を課しました。その他にも多くの問題点がありましたが、「生活に必要な支援に負担を課すのはおかしい」と、怒りをもって反対の声を上げたのです。以来毎年、障害者支援に関する制度の改善を求めて、障害のあるなし、障害種別をこえて誰もが集える場として続けてきました。
 障害者自立支援法の問題点に関する改善要望をはじめ、宮城県知事・仙台市長への面談、学習会など、その時々の課題に当事者の視点立場に立った取り組みを行っています。